在宅勤務のメリットデメリット【1年間働いた感想】

11月から会社勤めを辞めて、
ハンドメイドで作ったキャンドルを売るという仕事メインで生活しています。

それまでの1年間、完全在宅のコールセンターの仕事をしてきたのですが
やってみて、自分の中で思った良いところ、悪いところをまとめました。

 

 

なぜ在宅勤務を始めたのか

副業がうまくいかなくなった

私は個人事業主として、ハンドメイドでキャンドルを作り販売をしています。

自営業みたいな感じですが、店舗はなく
自宅の一室で商品を作り、ショッピングモールの催事やイベント、ネットショップなどで販売をしています。

ただ、それだけでは生活費が稼げないという事で
平日の日中は普通に会社に雇われて働いていたので、キャンドルは「副業」でした。

 

こんな生活をもう5年くらい続けていたところ。

コロナが流行りだしました。

メインで販売していたイベントはすべて中止になり
それほど力を入れていなかったネットショップから得られる収入もなく
私のキャンドルの売り上げは、ほぼゼロとなりました。

 

それでも週に3日は会社に行って仕事をしていたため、生活費が途絶えるという事はなかったのですが
「これって、1回キャンドルから離れたほうがいいんじゃないか」
離れてがっつり生活費を稼ぐため、週5で仕事をした方がいいんじゃないかと思うようになったのです。

 

田舎に住んでいた

私が住んでいるところは、最寄りの地下鉄の駅まで車で45分。
そこから市街地までは地下鉄で10分というところ。

車で通勤するというのは認めていない企業も多く
在宅勤務をする前に勤めていた会社でも、通勤方法は公共交通機関を使用してくださいという規定がありました。

実は私は、車の運転があまり得意ではありません。
毎日車で通勤するとなるとそれだけでストレスです。
自分で運転して、会社の近くに車を停めるとなると駐車場代もそれなりにかかります。

ですので私は、隣町にある高速バスのバス停まで車で行き
そこから高速バス通勤をしていました。

高速バスのバス停は町役場の前にあって、
役場の駐車場なら駐車料金はかからないし、バス代は交通費として会社から出ます。
約1時間バスに乗るわけですが、その時間は自由時間。

寝るなり本を読むなり好きな事ができたのでいい事はいいのですが、
隣町まで行く時間とバスに乗っている時間
バス停から職場までの時間を考えると片道約1時間半はかかります。

往復約3時間。この通勤時間がもったいないし、交通費も考えると損をしている…
と常に思っていたので、これを機に在宅でできる仕事をしようと転職活動を始めました。

 

 

在宅勤務のメリット・デメリット

在宅勤務はすごく魅力的なのですが
やってみないとわからない事や、これは辛いという事
家族や地域の方との関わり方なども絡んできます。

また、私が経験した在宅の仕事はコールセンターの仕事だったので、
事務作業メインの完全在宅の仕事とは少し仕事の仕方も違うようです。

 

以下の良かった事、悪かったことは
在宅で電話を受電する仕事をして感じたことになります。

電話の仕事がどんな感じだったかはこちらをご覧ください。

【完全在宅のコールセンター】働く前の疑問や働いて思った事まとめ
テレワーク導入で完全在宅のコールセンター業務を経験しました。やってみなければわからない事や働く条件、働いてみた感想などを書いています。

 

良かったこと

頭に浮かんだことを箇条書きにしてみました。

・通勤時間がない(交通費がかからない)
・面倒な人間関係がない
・すべてがオンラインで完結する
・感染症を気にしないで仕事ができる
・仕事に使う物を全部貸し出してくれる

などなど。

完全在宅で仕事をするのでインターネットの設備が必要となりますが
それ以外の仕事で使うパソコンなどはすべて貸し出されたのでスムーズに仕事を開始できました。

 

時給の高い仕事のある市街地まで車で約1時間の私にとって
通勤時間や交通費がかからないというのが最大のメリットでした。

もともと朝が苦手でなかなか起きられない私は、
起きて身支度を整え、朝ご飯も取らずに車に乗って職場に向かう…という感じでしたが
在宅勤務になってからは、通勤時間の事は考えなくていいので
朝の時間に余裕がある生活に変わりました。

 

また、仕事をしていくうえで重要なのが人間関係。
私は物事を断るのが苦手で、
ちょっと自分には難しいかなということも
「はい」といって引き受けてしまい、苦労することが多かったのです。

対面だと、頼まれると断り切れず「やります」と言ってしまっていたのが、
顔が見えない電話だけだと「すみません、それはできません」と言える魔法に私は何度も救われました。

休憩の時間ももちろん自分一人だけなので、会社勤めをしていた時によくあった
お弁当を持って休憩室に入ったら、レンジでお弁当を温めなおしている先輩に遭遇し
そのまま一緒にご飯を食べて、お話をして…
という休憩時間なのに休憩じゃない!という事もなくなりました。

 

悪かったこと

こちらも箇条書きに。

・ネット回線のトラブルで仕事がストップしてしまう
・リモートワーク導入に慣れておらず対応しきれない
・生活音NG
・地域の方や宅配業者さんに居留守をつかわれていると思われる
・体力がなくなる(生活のリズムが崩れる)

と、もっとたくさん出てきそうなのでこの辺りで。

 

生活音NGというのは、電話をする在宅勤務ではあるある事項です。
プログラミングや事務作業など、ほぼ電話をせずに完結するお仕事の方だったら
家のインターホンが鳴っても問題はないと思うのですが
お客様と電話をしている時に家のピンポンが鳴ったり、テレビの音が入ってしまったりなどは
クレームに繋がってしまいます。

私は仕事中はインターホンを切っていたのですが
田舎なので隣の畑に来た人が野菜を持ってくることもあり(笑)
車があるのに呼んでも家から出てこないから
家の中で倒れているんじゃないかと思われたこともありました。

 

一番これは嫌だなと感じたことは
いい面でもあるのだけれど相手の顔が見えないという事。

私の業務は電話の受信業務でした。

お客様から聞かれてわからないことは、一度電話を保留にして質問をするのですが
質問はチャットでのやり取りでした。

専用のチャットに質問を書き込み、リアルタイムで返信してもらえるというフォローがあったのですが
この返信がリアルタイムではなかなかいただけず、
業務ストップやクレームになってしまったこともありました。

これ、ちゃんと見てもらえているのかな、
私、忘れられてないかな…という不安がありました。

 

そして、クレームをいただいたとき。
通常の会社なら、対応している私の口調やしぐさで周りの方が気付いてフォローしてくれたり
すぐに周りにいる方に助けを求めやすい環境ですが、在宅勤務はここにいるのは自分だけ。

どんなに上司に変われと言われても、対応することはできないし
厳しい内容でも誰も助けてくれません。

もちろんフォローしてくれる体制はありますが、
クレーム受けながらチャットに書き込みができる私のスキルはなく
精神的に大きなダメージだけが残りました。

日ごろからパソコンは使っていたので、タイピングなどは問題ないと思っていたのに
自分の精神状態であんなにも指が動かなくなり
モノを考えられなくなることがあるなんて思いもしませんでした。

 

上手くできなくて、パソコンの前で、何回か泣きました(笑)

 

また、在宅勤務になってから、朝に余裕ができたため
起きる時間もギリギリになり、家の中で仕事ができるため数日外に出ない事も。

久しぶりにキャンドルのイベントで外に出て
数時間立って接客やワークショップをしたら全身筋肉痛になり
次の日は布団から出られなくなりました。

かなり体力が落ちていて、運動不足もあったのか
体に不調が出はじめてきたのは在宅勤務を始めてから半年ほどたった頃でしょうか。

 

朝起きると頭痛がひどく、
布団から出られないという事がときどき起こるようになりました。

旦那さんからは常に「朝日を浴びろ、体がおかしくなるぞ」と注意を受けていたので
これはヤバいと思い、とりあえず朝は起きて外に置いた多肉植物を見るという癖をつけました。

 

自律神経が乱れると様々な体の不調が起きるようなのですが、
それになりかかっているような気がして、一度仕事をやめる決意をしたのです。

 

何で仕事を辞めたのか

在宅勤務いいな、と思って始めたのですが、
自分の性格の甘さからも、完全在宅では体を壊してしまうような感じがして注意が必要だなと思いました。

また、私の場合は普通の会社員のように
企業に雇われて、自宅でのリモートワークという形で仕事をしていたので
働き方のルールは会社が決めたものです。

時給が発生していたので、きちんと仕事をしているか
勤務中はwebカメラを常時オンにしたり、普通のコールセンターのルールのように
飲み物は蓋つきのものとか、メモ帳、ペンは仕事部屋に持ち込まないなど
細かいルールに縛られていました。

 

お金をいただいている身で言うのは大変おこがましいのですが
せっかく家で仕事をしているのに、こんな細かいルールに縛られないといけないのか…
と思ったことが辞めようと思った最大の原因です。

 

ここまで読んで、自分はもしかしたら在宅勤務に向いていないんじゃないかと思った方もいるのではないでしょうか?

あくまでも、この記事は私が在宅でコールセンターの仕事をして感じたことを書いたものなので
これが在宅勤務のすべてではありません。
他の事務系の在宅勤務のお仕事をされている方や、プログラマーさんなどの仕事の仕方も参考にされるといいと思います。

 

現在は自宅で未経験でも仕事が可能という事で
テレアポの求人がたくさんあるようですので、もし興味のある方の参考になれば幸いです。

 




 

 

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