仕事が嫌すぎて逃亡した話1【イベント会社】

福祉施設を辞めて半年。
コンサートスタッフなどを手配するイベント会社の事務として
アルバイト生活を送っていました。

ただ、また一人で仕事を抱え込み
日に日に苦しくなっていく自分との戦いが始まり…
ついに、逃げてしまうのです。



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新たな仲間

仕事にまじめな私は
半年ほどでその拠点の事務作業をほぼ一人でこなせるようになり
仕事をもらっていた親会社とのやり取りも少しだけできるようになっていました。

アルバイトの面接の受付や求人雑誌への掲載依頼
登録済みアルバイトのスケジュール確認の電話
親会社から発注された人員の確保や備品の整備など。

現場にでて、コンサートスタッフとして仕事をする人とは違う面で
かなりハードな仕事内容でした。

 

ここでBさん(あまり仕事をしないため、私が嫌っていた方)は私との折り合いが悪く
バイトを辞めていきました。
もっと私がうまく接していれば、辞めずに済んだのかもなぁと
今は反省しています。

同じくらいに、あの面接をしてくれたAさんは
ほかの拠点への転勤が決まってしまい、
実質仕事をするのは私だけという状態に。

そのため、バイトのリーダーとして現場に入っていた男性スタッフ(Cくん)が
ときどき電話対応を手伝いに来てくれたり
備品の整備をしてくれたりしました。

フリーターでよく現場に入ってくれていた女の子(Dちゃん)も手伝いに来てくれるようになり
すぐに彼女がBさんの代わりの事務バイトとして一緒に働いてくれることになったのです。

 

また仕事人間に

Aさんの転勤が決まってからは
私はAさんの代わりとしてこの拠点の事務関係のリーダーとなり
Cくん、Dちゃんはメインは現場に出るコンサートスタッフとして働き、
イベントがない日は事務所に来て私と一緒に事務仕事をするという形になりました。

Aさんからは毎日朝に連絡が来て
一日の仕事内容や確認事項などが指示されます。
今までも同じようにしてきたため、仕事内容的には変わりがなかったのですが
事務の責任者としての重圧というか
社員のいない拠点のリーダーとしてしっかりしなくては!
と、また張り切って仕事をし始めている私がいました。

幸い一緒に働いてくれているメンバーはとても気が合い
プライベートでも飲みに行ったり遊びに行ったりすることも。
うまく仕事も分担して、かなり順調に仕事は進んでいた…
気がしたのですが。

仕事の忙しさには勝てず、
ついにイベントが立て込んでくる季節がやってきたのです。

小さな やきもち

梅雨が明けて温かくなるころ。
夏フェスや小さなライブハウスでのイベントまで、
親会社からは容赦なく発注がかかります。

夏フェスに至っては、
1か月くらい前からステージの設営が行われるため
週5で働ける男性を確保しなければいけません。
普段、土日しか入ることのできない学生アルバイトが多かったため
再度求人を出したり、遠方だったためホテルの手配をしたり。

その山を越えると夏休みに入って連続で来る
様々なイベントの受付の仕事が。
待ちに待った女性の仕事ですが、みんな夏休みは遊びたいからバイトできないと…
また求人を急いで出したりして。
出れる人がいないか登録アルバイトに電話をかけまくり、着拒されたりして。

気が付くと、日付が変わるまで仕事をしていたり
あれ、今日休みだけど、まだ事務所にいる…なんでだろう?
という謎の現象が起きたり。
(明日休みだから今日中に終わらせようと頑張った結果
寝落ちして気付いたら朝だったみたいな笑)

私はほぼ事務所にいて、寝るために家に帰り、食事もすべて仕事をしながら取る
というような、かなり不規則できつい生活をしていました。

事務仕事を手伝ってくれていたCくんやDちゃんは
ほぼ現場に出ていて、現場の仕事が終わったら少しだけ事務所に顔を出す
というような感じ。

そこで今日あったことの報告や必要な備品の持ち出しなどをしていくのですが、
現場の話がとても楽しそうで。

暑い中、体を張った仕事をして体力的にもつらいのに
事務所に顔をだして私の様子を見に来てくれるのはとてもうれしかったんだけど
あれ、ウケたよなーとか、
私もうあの人にドキドキしちゃってとか、
事務所にこもって一人で仕事をしている私にとっては
「なんかみんな楽しそうなのに、なんで私だけこんなに苦労しているんだろう」
と思ってしまったのです。

 

大きな やきもち

一度、上のように思ってしまうと
それからみんなの発言がすべて楽しそうに聞こえてしまい
「なんで私だけ」という感情が日々高まっていきました。

そんな時。

Aさんが出張で久しぶりにこっちに帰ってくるという事になり
バイトみんなで飲み会をしようという事になりました。

ただ、親会社から来る発注の締め切りが夕方で
それからスタッフや備品の確保などをすると飲み会開始まで間に合わないし
事務所の電話対応もしなければならないという事で
誰か一人は事務所に残ろうという事になり、私が残ることに。

もう察しの通り私は仕事を抱え込んでいて。
私が残るしかない。と。
というか、他の人に任せて飲み会なんかに行ってられないという
謎の使命感がまた芽生えたのです。

もう少しユルく考えていれば、
あんなにひねくれた考えにはならなかったんだろうなぁと。
また反省です。

飲み会の前に、Aさんは事務所に寄ってくれて
「いつもありがとう、早く終わらせて飲み会に来い」と言ってくれましたが
私はなぜか行きたくないと思ってしまい
「今日はのどが痛いから早めに帰ります」と嘘をつきました。

どこまでひねくれているのでしょうね…

案の定、親会社からの発注は遅れて届き
いつも通り残業をしていると、事務所のドアが開きました。

 

グチ聞き係

そこには酔ったCくんが。
何やらあまりご機嫌がよろしくないようで、話を聞いてみるとこんな感じ。

AさんはDちゃんの事がお気に入りだから
次の現場からDちゃんをあっちの拠点に連れて行こうとしている。
Dちゃんは女性の仕事のリーダーでもあるが
もう一人の女性の仕事のリーダーEちゃんはDちゃんの事が嫌いでAさんの事が大好き。
それを知ってか知らぬか、DちゃんはAさんの隣から動かず
Eちゃんは途中でいなくなるし
女ってこえーな、俺はDちゃんの事好きなんだけどな。

と、こんな感じ。

三角関係ですね、と言ってその時はグチを聞き流したのですが
私の心に引っかかる言葉がありました。
「AさんはDちゃんの事がお気に入りだから」

へぇーそうだったんだ。
どうりでEちゃんの仕事が減ったわけだ。と納得した部分もあったのです。
(お気に入りは社員と関わる仕事を任されることが多かったため)
女性の仕事の中で一番社員と組んでやることの多い
楽屋周りの仕事はこれまでほとんどEちゃんがやっていたのですが
Dちゃんがバイトに入るようになってからは
Dちゃんを入れてと指示も出るようになっていたので。

Eちゃんしかできないことが多かったから
Dちゃんにも仕事を覚えてもらえば少し負担が減るかなー
なんて考えていたけど
そんないざこざが起きていたなんて知らなかった。

このいざこざが、だんだん面倒なことになってくるのです。



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