キャンドルが燃える仕組み【キャンドルを育てる】

キャンドルが燃える仕組みなんて興味ない。

いい匂いとキレイな灯りが見れればそれでいいという方もいるかもしれません。

ですが、キャンドルは実際に火を付ける物。
安全に燃えるように作られていますが
使い方を間違えると、火事になったり火傷をしたりと
怖い思いをしてしまう事も。

「ろうそくが燃えるメカニズム」を知ることによって
より安心・安全にキャンドルをお楽しみいただけるよう
こちらの記事を書いていきます。

 

スポンサーリンク

キャンドルはどうやって燃えているのか

ろうそくの芯にマッチやライターなどで火を付ければ
簡単にキャンドルに火を付けることができます。

でも、どうしてキャンドルは燃え続けることができるのでしょうか。

普通の紙などに火を付けると、
燃えるもの(紙)がなくなってしまえば当然火が消えてしまいます。

毛細管現象

いきなり難しいワードですがとっても重要なワードです。

キャンドルも、芯に火をつけると当然、芯が燃えます。
それでも、燃え尽きずにキャンドルの上に残って炎を灯し続けていられるのは
「毛細管現象」という現象が発生しているから。

毛細管現象(もうさいかんげんしょう)とは
細い管状物体の内側の液体が管の中を上昇する物理現象である。(ウィキペディアより)

もう少しわかりやすく言うと
繊維と繊維の「すきま」のような細い空間を、
重力や上下左右に関係なく液体が浸透していく現象。

水の入ったコップにティッシュをつけておくと
いつの間にかティッシュを伝って水がコップの外にたれている…という現象です。
(まだわかりづらいですよね、私も何回聞いても??でした笑)

 

とにかく、キャンドルが燃えているときは
火で溶けたワックスが芯を伝って吸い上げられるという
毛細管現象が発生しているとの事。

もし今後、キャンドルを自分で作ってみたい!と思っている方は
この芯選びがけっこう重要になってきます。

芯は溶けたロウを吸い上げるのですが、
溶けたロウの中には着色で使用した顔料や
香りづけに使う香料も溶けだして混ざっています。

これらはロウの吸い上げには邪魔になる存在で
あまりにも使用する顔料や香料が多いと
吸い上げる過程で目詰まりが起きてしまい
うまくロウが吸い上げられなくなってしまいます。

また、吸い上げるロウの量が多いと大きな炎になって
ススがたくさん出てしまったり、
作るろうそくに対して細すぎる芯を使用してしまうと
十分にロウを吸い上げることができず
燃焼不良を起こして火が消えてしまう事も。

こんなトラブルを避けるためにも溶けたロウを吸い上げる芯はとても重要なのです。

 

燃焼のサイクル

火を付けて熱で溶けたロウが
毛細管現象によって芯を伝って吸い上げられている!

という事がなんとなくわかりましたが
それ以外にも様々な現象が起きてキャンドルは燃えています。

そのサイクルを少しづつ解説していこうと思うのですが
サイクルと言われてもよくわからないと思いますので
図を描いてみました。

まず、芯に火が付きます。

芯が燃え始めると、炎の熱で芯の周りのロウが溶けます。

溶けたロウは毛細管現象により芯に吸われていきます。
(燃えているのに不思議ですね…)

芯に吸われたロウは、炎の熱で熱せられ気化します。
(水を熱すると気体になるように、ロウも気体になります)

気化したロウが空気中の酸素と結びつき、引火して燃える。

燃えた時に出る熱でロウが溶ける…

という、サイクルです。
ちょっと難しいですが、溶けたロウが芯を伝って熱で気体になり
酸素と結びついて引火して燃える

というのが芯の周りで常に起こっています。

このサイクルがうまくいかないと
メラメラと大きな炎を上げてしまったり
うまく燃え続けないキャンドルができてしまいます。

芯の種類

以前、ワックスの種類をたくさん紹介しましたが
芯にもいろいろな種類があります。

タコ糸じゃダメなの?とよく聞かれますが、
タコ糸でも代用はできますが、
できればキャンドル専用に作られた芯を使った方がいいと思うので
簡単に紹介していきます。

H芯(平芯)

キャンドル材料卸販売キナリ - 日本製H芯(キャンドル芯・座金)|Yahoo!ショッピング
キャンドル材料卸販売キナリの日本製H芯を取り扱い中。Yahoo!ショッピングならお買得な人気商品をランキングやクチコミからも探せます。PayPay残高も使えてお得!

キャンドルで一番よく使われる芯です。

木綿の糸を漂白して編み込まれている芯。
編み込まれる芯の数によって「〇×3+2」というように表示され
〇に入る数字が大きいほど太い芯になります。

どんなワックスにも使える芯なので
初心者の方にもおすすめです。

 

「〇×3+2」の意味
例えば4×3+2だったら…
2本(4×3+2)の細い糸を真ん中に入れて、
4本(3+2)の糸の束を三つ編み(4×+2)をしていますよー
というかんじの意味。

 

D芯(丸芯)

キャンドル材料卸販売キナリ - 日本製丸芯(キャンドル芯・座金)|Yahoo!ショッピング
キャンドル材料卸販売キナリの日本製丸芯を取り扱い中。Yahoo!ショッピングならお買得な人気商品をランキングやクチコミからも探せます。PayPay残高も使えてお得!

断面がアルファベットのDの字のような芯。

燃え進むにつれて芯の先が曲がり、
炎の最高温のほうへ曲がっていくという特徴があります。

太い芯なので、ロウの吸い上げがいいため
大きなキャンドルを作る時によく使われます。

 

木芯(ウッドウィック)

キャンドル材料卸販売キナリ - 木芯 [ウッドウィック](キャンドル芯・座金)|Yahoo!ショッピング
キャンドル材料卸販売キナリの木芯 を取り扱い中。Yahoo!ショッピングならお買得な人気商品をランキングやクチコミからも探せます。PayPay残高も使えてお得!

薄くスライスされた木の板を貼り合わせて作られた芯。

火を灯すとパチパチと木が燃える音が聞こえるのが特徴。
私も好きでよく使うのですが、パチパチというよりか
ジジジジというような、かすかに燃える音がよくします。

サイズは細いものから太いものまであり、
ロウを吸い上げやすいので
植物性のワックスやアロマキャンドルなどにお勧めです。

 

他にも、色のついているカラー芯や
紙が編み込まれたHTP芯などがあります。

作るキャンドルに合わせてちょうどいい芯を選ぶのは
なかなか難しいので、
まずは作ったらきちんと安全に燃えるかの実験(燃焼実験)をすることが大事です。

 

もっと知りたい時は

ハンドメイドが流行っている現在
インターネット上には様々なものが売られ
欲しいけどたくさん種類があってよくわからない…

という方も多いと思います。

キャンドル作りは、首都圏であればたくさん教室もあるので
レッスンよりもお手軽な体験教室などに行って
一度実際に作ってみたり、実際に使われている道具を見てから
購入する方が失敗も少ないのでお勧めです。

 

また、近くに教室がないという方や
時間がなくてレッスンに行けないという方も
自宅にいながら好きな時間に動画でレッスンを受けることができるサービスもあるので
ぜひ体験してみてください。

【7日間無料体験】キャンドルの著名な先生のレッスン受け放題!MIROOM (ミルーム)

動画のレッスンは、地方から交通費をかけて教室に習いに行くより
とてもお得なお値段で、人気の講師のレッスンを視聴することができます。

ミルームはレッスンのページから使用する材料も購入可能。
どんなものを使っているのかきちんと表示されるので
あとから自分でしっかり調べて購入することもできますね。

 

キャンドルが燃える仕組み、いかがだったでしょうか。
今は100円ショップにある材料でも手軽にキャンドルが作れますが
火を灯すものなので安心、安全なキャンドルが作れるよう
少しでも参考になっていただければ幸いです。

キャンドルのワックスの種類などはこちら

ワックスの種類【キャンドル】
キャンドルを作るのに欠かせないのがワックス(WAX)。 ワックスとは日本語だとロウ(蝋)と呼ばれています。 ろうそくのロウです。 ワックスには様々な種類があり、 石油が原料になっているものや植物からできるもの、動物性...

 



 

タイトルとURLをコピーしました